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「楽しく、可愛く、騒がしく」。

展示のトビラ。

今回の展示のテーマは、「楽しく、可愛く、騒がしく」です。


前回の展示で大人ぶってみましたので、今回は真っ向勝負の絵です。

水彩・ケント紙・余白がメインの、ふわりとしたイメージの絵。

1番付き合いがあり、馴染んできたと言える画法の絵です。

この画法で、これまでちょっとやりそびれていたモノや事を組み立てて、

実体化してみる事にしました。


なので、今回は原画の展示がメインというよりは、

とにかく、この空間で遊べるだけ遊んでしまおう!という意図が強いです。

子供の時に技術が伴わなくて出来なかったもどかしさを、

今、形にしようともがいているのかも知れません。


あの頃、形に出来なかった表現というものを、

ただ呼び覚ましてみたいと思いました。

これを絵の展示と位置づけるのに違和感がある事、

画廊やギャラリーでなく、もう少し軽やかな空気のあふれる所で展示をしてみようと思ったのは、

そういう気持ちの表れなのだろうと思います。


なお、普段は著作の問題などの心配があるので、撮影はご遠慮頂いてるんですが、

今回は写真撮影OK!ですので、撮りたいだけ撮って良いのです。

なぜなら、この展示は写真に撮ってこそ面白いだろう、という

空間の使い方をしているからで、

見るというより、空間で遊ぶという感覚が強いと思います。

ちなみに記念撮影コーナーもあるので、撮影すればいいですよ。


キャッチコピーの、「団長の座、ゆずります」は、

これは、観に来て頂いた方にサーカスに参加してもらえたら楽しいなあ!と思って

付けてみました。

会場にて、実際に団長気分を味わって貰えたら嬉しいです。


余談ですが、このサーカスを率いている団長って、

どうにも、親日的な外国人、のイメージなんですよね。

日本語話せるけど、どことなく片言。というか、

言葉はチグハグでも、気持ちは伝わって来るよ。というか。

フレンドリーな異国、という気持ちで接しつつ、

仲良くして貰えます様に。


では皆様、よろしくお願いします!

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